亡命カラー現像
Asylum for Color development
Kodak Vision3の自家現像~Foveonデジタイズについて述べたzine
サイズ:182×257mm
本文:64ページ(作例23枚入)
発売:2022年9月
本書のモチベーションは以下の通り(本文から抜粋)。
先人たちのblog やYoutube を見ると、○○社の△△という現像薬品をこの調合で混ぜればいい、という書き方がほとんどであり、かなり問題があると筆者は考えている。問題とは、一つはその調合比が人によってバラバラで、その思想も不明なため、現像が失敗した時のリカバリーができないという点。もう一つには、フィルムと同じく現像薬品もかなり手に入らなくなっており、かつ成分が予告なく変更されうるので、薬品の品番を指定されてもそれがいつまで再現できるかは不明であるという点である。これらの不確実性を排除するために、現像液の調合割合、つまりそのレシピの考え方を特に提示したい。また同じ思想で、現像に使用する道具に関しても選定するポイントを述べ、メーカーや型番は例示するのみとした。